★ 毛穴ケアの間違い・勘違い
広がって黒ずんだ毛穴を見ると綺麗にしたい一心で、気づかないうちに過剰なケアをしてしまいがちです。
クレンジングや毛穴パック、ピーリングや毛穴吸引などどのようなケアもやりすぎればお肌を痛めることになりかねません。
ここでは間違った毛穴ケアによってトラブルを引き起こさないように、よくある間違った毛穴ケアをご紹介します。
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【過剰な洗顔、クレンジング】
毛穴の黒ずみが気になるために、過剰な洗顔やクレンジングをしていませんか?
一日に何度も洗顔をしたり、長時間クレンジングをしたり、気になる部分を擦りすぎてしまったりは肌に負担をかけてしまいます。
毛穴の黒ずみは汚れや皮脂だけが原因ではありません。
紫外線や摩擦によって色素の沈着が起こったり、広がった毛穴が影を作って黒ずんで見えることもあります。
角栓がしっかり詰まっている場合などもゴシゴシと擦ったりするのは良くありません。
自分の肌タイプを見極めてお肌に合う洗顔フォームやクレンジング剤を使い、丁寧で優しいお手入れを心がけましょう。
日々の正しいお手入れを続けることでトラブルはを少しずつ改善するのが理想的です。
焦って過剰なケアを行うことで余計なトラブルまで引き起こしてしまう可能性も有ります。
洗顔とクレンジングについてはこちらを参考にしてください。
洗顔料の選び方と肌のお手入れ方法
正しい毛穴ケア方法とクレンジングの重要性
【ふき取るメイク落とし】
コットンにクレンジング剤がしみこませてある「メイク落としシート」は手軽でとっても便利ですね。
しかし、これを使うことはあまりお肌によくありません。
メイクをする人なら一度くらいは使ったことがあるのではないでしょうか?
旅先やお泊り、疲れて帰ってすぐにでも布団に入りたいときなど、つい使いたくなってしまいます。
もちろん、使い方次第ではとても便利なグッズではあるので否定はしませんが、毎日のように使用するのは避けた方が良いでしょう。
メイク落としシートのオススメできない点は、肌に摩擦を掛けてメイクをふき取る(擦り取る)ことにあります。
そして、擦ることによってメイク汚れを毛穴に押し込んでしまうことも考えられます。
メイク落としシートを使った後にきちんとクレンジングをするとしても、やはりシートを使ってお肌を擦ることは毛穴を広げてしまう大きな原因となりますので、メイク落としシートは極力使わないようにしてください。
もしも使う場合には、できるだけ肌を強く擦らないようにそっと当てて使いましう。
その後はできるだけ早くクレンジングをするようにしてください。
【鼻周り用部分パック】
毛穴用の貼り付けるタイプのパックは、毛穴に詰まった角栓がごっそりと取れて見た目にもすっきりとするのでとても人気があります。
鼻の頭や小鼻の毛穴が気になるときについ使ってしまう毛穴シートパックですが、これも毛穴のケアにはオススメできません。
しっかりと固まった角栓まで取ってしまうほどの吸着力で、お肌の油分や角質まで取ってしまいます。
そのために肌が傷ついたり、乾燥を招いたりしてトラブルを引き起こすもとになりかねません。
肝心な毛穴ケアも固まった頑固な角栓を無理やり引き抜くので、その後に開いた毛穴をしっかりとケアしないと余計に毛穴が開いてしまうことがあります。
出来れば使わない方が良いのですが、どうしても毛穴の角栓が気になるときにのみ、注意しながら使用してください。
毛穴パック(シート)を使用する際の注意点や、パック後のお手入れなどについてはこちらを参考にしてください。
毛穴パックを使いたい時は
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【あぶらとり紙】
あぶら取り紙を使ったことはありますか?
あぶらとり紙は顔に浮いた皮脂を取り除くときに使う昔からあるアイテムです。
肌の上にあぶら取り紙を押し当てて皮脂を吸い取ると、皮脂を吸った部分が半透明になり、油を吸い取ったことがわかります。
皮脂がたくさん取れると、お肌がスッキリとして綺麗になったような気分になり気持ちが良いですね。
あぶらとり紙は主に化粧直しの際に使われますが、思春期の皮脂の分泌が盛んな若者や、男性なども使っています。
しかし、皮脂を取ってべたつきを解消するはずのあぶら取り紙が、逆にベタつきの原因になっているかもしれないのです。
メイクをしているときなどは、化粧崩れを防ぐために非常に役立ちます。
そして、余分な脂分を取って化粧直しをすることで、メイクのノリも良くなります。
あぶらとり紙の使用で問題なのは皮脂の取り過ぎです。
肌は皮脂を取りすぎると「皮脂が足りなくなった!」と受け止め、余計に皮脂を送り出そうとします。
つまり、取れば取るほど皮脂の分泌量が増えてしまう、という悪循環が起こり得ます。
いつまでも皮脂が過剰に分泌されていれば、ニキビが出来たり他のトラブルも増えてしまいます。
そのような理由から、あぶらとり紙を使う回数はできるだけ少なくしてください。
使う際も浮き出ている余分な皮脂だけ吸い取らせるようなイメージであぶらとり紙を使いましょう。
あぶらとり紙を使うときは皮脂を取りすぎない、ということが最大のポイントなのです。
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