メンズ毛穴ケア

★ 男性の毛穴トラブル対策

男性でも毛穴の開きや皮脂、角栓詰まり、黒ずみが目立ってしまう悩みを持っている方は多くいらっしゃいます。
しかし、男性には「どうやって対策をすればいいのかよく分からない」という方も多いのではないでしょうか?

男性は、毛穴のトラブルの原因である皮脂の分泌が女性よりも多いとされます。
そのうえ間違った毛穴ケアを行えば、さらなる毛穴悩みにつながってしまう可能性があります。

男性は女性に比べ、ケアをする機会も時間も余りない方が多いと思われますが、綺麗な肌でいたいと思うのは女性と同じことと思います。
毛穴のパックなどのケアを行ったあとは、冷水や収斂作用のある化粧水などで肌を引き締め、その後に繋がるケアを心掛け美肌を目指しましょう!

スポンサーリンク

【男性の毛穴悩みの原因とは?】

毛穴が目立ってしまう原因は、主に「過剰な皮脂」と「古い角質」だといわれています。
皮脂が多く出ると毛穴のなかの皮脂線も大きくなり、皮脂の出口である毛穴も大きく開いてしまうことがあります。
さらに、毛穴にたまった皮脂に汚れや古い角質などが混ざると角栓となり、毛穴が詰まったり、黒ずんで見えたりしてしまいます。
そこで、男性がやってしまいがちな、毛穴悩みの原因となる4つの行動をお伝えします。

① 誤った方法での洗顔

肌や毛穴のために洗顔をすることは大切ですが、誤った方法で洗顔をしてしまうと、逆に毛穴悩みの原因となってしまうこともあります。
あなたは次のような洗顔方法をとっていませんか?

× ゴシゴシと洗顔する
毛穴汚れや皮脂が気になるからといって、ゴシゴシと強く力を入れて洗顔をすると、肌が傷ついて角質が厚くなり、毛穴詰まりの原因となることがあります。

× 日に何度も洗顔をする
日に何度も洗顔をすると肌に必要な皮脂まで落としすぎてしまい、肌が乾燥してしまう恐れがあります。
乾燥すると肌がうるおいを保とうと余計に皮脂を増やすようになるため、毛穴が目立つ原因となることがあるのです。

× 洗顔料を泡立てずに洗顔をする
面倒だからと洗顔料をよく泡立てずに顔を洗うのはよくありません。洗顔料を泡立てずに顔につけると、肌が傷つき、毛穴が目立ってしまう可能性があります。

② 保湿不足(乾燥肌)

洗顔後は肌が乾燥しやすい状態になっています。
皮脂やテカリが気になるから、保湿はしなくても大丈夫!なんて思ったりしてませんか?
べたつきや皮脂が気になるからといって保湿をまったくしなかったり、保湿が十分でなかったりすると、肌が乾燥し余計に皮脂が増えてしまうことがあります。

③ 過剰な毛穴ケア

毛穴の詰まりや黒ずみを指や爪で押し出したり、ピンセットで無理に引き抜いたりすることはオススメできません。
肌が傷つくうえに、毛穴が広がってしまう可能性があります。

また、毛穴パックを過剰に使用することも控えた方がよいでしょう。
毛穴詰まりが一気に取れるため爽快感は得やすいですが、使いすぎると肌の乾燥を引き起こすことがあります。

又、毛穴詰まりが取れて大きく開いたままの毛穴に、皮脂や角質がたまって、さらに毛穴が詰まってしまうのを繰り返すことにもなりかねません。

④ 暴飲暴食や喫煙などの偏った生活習慣

皮脂が出る量は、生活習慣にも大きな影響を受けやすいといわれています。
毎晩の飲み会や深夜残業、仕事でのストレスなど、男性の生活習慣は乱れがちです。

睡眠時間が不足すると、肌の調子が崩れ、毛穴が詰まる原因となることがあります。
又、糖質や脂質の多い食事が増えれば、それだけ肌の皮脂量が増えやすくなってしまいます。

煙草も肌荒れや毛穴が目立つ原因となりやすいため、喫煙者の方は特に注意が必要です。



スポンサーリンク

【男性の正しいスキンケアとは?】

毛穴対策をするには、正しいスキンケアを行うことがとても重要です。
男性も例外ではなく、今までのスキンケアを見直して、肌のお手入れを正しく行うことが毛穴悩みを軽減することにつながっていきます。

そこで、「洗顔」と「保湿」の2つのポイントから、男性の為の正しいスキンケア方法をお伝えします。

① 正しい洗顔方法

普段、日常的に化粧をしない男性にとって、「洗顔」はもっとも身近なスキンケアなのではないでしょうか?
しかし、正しい洗顔方法を行えていない男性もいると思います。
毛穴対策のためにも、正しい手順できちんと洗顔を行っていきましょう。

1: 手を清潔にする

洗顔前には必ず手を洗い、清潔にするようにしましょう。手が汚れたまま洗顔をすると雑菌などが顔に移り、肌荒れの原因となることがあります。

2: ぬるま湯で顔を洗う

洗顔料で洗う前に、まずはぬるま湯で顔全体をすすぎます。
ぬるま湯だけでも、汗やほこりなどのちょっとした汚れは落とすことができるといわれています。
また、毛穴を開かせて、洗顔料で洗ったときに汚れを落としやすくするという目的もあります。

ぬるま湯の温度は体温より少し低い30度~35度くらいを目安にしましょう。
お湯の温度が高すぎると、必要な皮脂まで落ち、肌が乾燥してしまう恐れがあります。

3: 洗顔料をよく泡立てる

洗顔料をよく泡立てて、キメ細かな泡をたっぷりとつくりましょう。
たっぷりの泡をつくることで泡が肌と手の間のクッションの役割をはたし、やさしく洗うことができます。

洗顔料は商品ごとに定められた使用量を守って使いましょう。洗顔料の量が少ないと、泡の量も少なくなってしまいます。
また、泡立たせるのが難しい場合は、泡立てネットを使用するのもおすすめです。

4: 泡を顔にのせてやさしく洗う

泡を顔にのせて洗っていきます。まず、皮脂の多さが気になるTゾーンから洗い始め、頰やアゴの辺りまで洗います。
あくまでもやさしく、なでるように泡を肌のうえで転がします。そうすることで、キメ細かく泡立てた泡が汚れを吸着してくれます。

くれぐれもゴシゴシと強くこすったりせず、指が肌に直接触れないように“泡で洗う”ことを意識します。
特に目もとはほかの部分と比べて皮膚が薄いので、注意するようにしましょう。

5: 泡が残らないようにしっかりとすすぐ

顔全体を泡で洗い終えたら、泡が残らないようにぬるま湯でしっかりとすすぎます。
泡が少しでも残っていると、毛穴詰まりや肌荒れの原因となることがあります。20回~30回を目安にすすぎ、しっかりと泡を洗い流しましょう。
あごやこめかみ、髪の生え際などは泡が残りやすいので、特に気をつけて流すようにしましょう。

洗顔料が肌にふれている時間が長いと、肌の乾燥につながることがあります。
顔に泡をのせている時間はなるべく短くし、素早く洗い落とすことが望ましいです。

6: 清潔なタオルで水気を拭き取る

すすぎが終わったら、清潔なタオルでやさしく押さえるように水気を拭き取ります。
ごしごしと強くこすると摩擦で肌に負担がかかってしまうことがあります。注意しましょう。



スポンサーリンク

② 正しい保湿方法

肌に水分や油分を与えて、うるおいを保つための「保湿」は、男性にとってもスキンケアの大切なポイントです。
特に、毎日髭剃りを行ったり、素顔の状態で紫外線にさらされることの多い男性は、女性よりも肌に負担がかかっているといわれています。

そのため、男性も正しい手順で保湿を行うことが大切です。

1: 手のひらに500円玉大の化粧水をとり、手で温める

500円玉ほどの量の化粧水を手にとり、両手のひらに広げて体温で温めます。こうすることで、化粧水が肌になじみやすくなります。

※使用量は目安であり、化粧水によって異なるものもあります。
化粧水を出すときは、なるべく容器に手が触れないようにしましょう。雑菌がついてしまうことがあります。

2: 手のひらで顔全体を包むようになじませる

手のひらで顔を包みこむように、乾燥しやすいあごや頰からつけ始め、鼻や額までまんべんなくなじませていきます。
面積の広い頰や額は手のひらで押さえるようにし、皮膚が薄くデリケートに傾きやすい目もとなどは指先でやさしくなじませましょう。
決して肌をぱちぱちと叩くようにつけたり、力強くこするように塗ったりはしないようにしましょう。
化粧水を手のひらで肌に押し込むようになじませるのがおすすめです。

化粧水は洗顔後、なるべくすぐにつけるようにしましょう。洗顔後の男性の肌は非常に乾燥しやすい状態になっています。

3: 手のひらに適量の乳液をとり、手であたためる

化粧水と同じように、手のひらに乳液をとったら手で温めて肌になじみやすくします。

4: 乳液を顔全体に広げる

乳液を顔全体に塗り広げていきます。皮脂の出やすい額や鼻はやや少なめにつけるのがポイントです。

5: 手のひらで顔を押し包む

乳液が肌にしっかりとなじむように、両手のひらで顔を包みこみます。

【保湿アイテムを選ぶ】

化粧水で水分を肌に与えたら、うるおいが逃げないように乳液でカバーしてあげることが大切です。
ただし、もともと皮脂が出やすい男性の場合は、あまりたくさん使うと逆に毛穴を目立たせてしまう可能性があります。
肌の状態にあわせて量を調節して使用するようにしましょう。

また、化粧水や乳液などたくさんのアイテムを使用するのは面倒だという男性は、メンズ用のオールインワンタイプの保湿アイテムを選ぶのもおすすめです。
オールインワンタイプの保湿アイテムとは、「化粧水」「美容液」「乳液」などが1つに集約されたスキンケアアイテムのことです。

スキンケアになるべく時間をかけたくないという男性にとっては、とても便利で使いやすいアイテムだと思います。

以上のような対策で、男性も女性同様に、毛穴が目立たたないスベスベ肌を目指しましょう♪

スポンサーリンク